能取岬沖釣り

8月28日(土) 晴れ 波なし 出港 4:00

能取岬沖120mから130mラインでホッケ、タラ、ソイ釣りに行きました。

天気は、晴れで波も無く釣り日和でしたが、潮の流れがきつくラインのまつりが大変でした。

そんな中、K船長の奥様が、根ボッケ(55cm)とウサギアイナメ(60cm)の巨大魚を釣り上げ、船中は巨大魚伝説で幕が明けました。

本日の釣果(魚種)

 カラフトマス・タラ・根ホッケ・ホッケ・ヤナギノマイ・シマゾイ・オオマイ・ソウハチガレイ・マガレイ・クロガシラカレイ・スナガレイなど多種にわたり大漁でした。

魚道ガイドラインセミナ-

NPO法人 北海道魚道研究会主催の「魚道ガイドラインセミナ-」in中標津に参加しました。

場所は、ト-ヨ-グランドホテルで行われ参加者は150名程でした。

8月26日(木)は、

  午後2時より 「北海道における魚道の現状」を

      NPO法人北海道魚道研究会 理事 塩澤 義之講師が説明いたしました。

  午後3時より 「技術者のための魚道ガイドライン」を

      日本大学理工学部長教授 安田 陽一講師が説明をいたしました。

     内容は、1.魚道整備における基本事項の整理

           2.魚道の施工上の留意事項

           3.魚道施工後の調査・検証

           4.既存の魚道のポイント

           5.魚道新設のためのガイドライン

           6.魚道改良のためのガイドライン でした。

8月27日(金)は、

午前8時30分よりバスに乗り、ウラップ川(標津町)の魚道見学・チエンベツ川(羅臼町)の魚道見学に行きました。

ウラップ川(標津町)の魚道は、土砂流出災害から保全する目的で、昭和43年から平成14年まで治山ダム8基を施工してきた。

しかし、近年の環境に対する意識の高まりとウラップ川上流域に希少野生動植物にも指定されているシマフクロウが生息しており、地元標津町や根室振興局管内に在住する鳥類の専門家、環境省からの要望が強まり平成18年度から調査を開始し、平成19年度より治山ダムに魚道を設置する工事を実施している。

魚道のタイプ 

 渇水基の低流量でも魚道を確保出来る形式とし、渓流内で遡上させる対象魚はサクラマスで、必要水深(25cm)を考慮した構造としている。

プ-ルタイプは、プ-ルが階段状に連なった形において、各プ-ルを仕切る隔壁を越流するながれによって連なるタイプであった。

チエンベツ川(羅臼町)の魚道は、平成17年の知床世界自然遺産の登録にあたり、大雨や雪解け時に渓流から流出される土砂による災害を防ぎ、羅臼町の方々の生命、財産を保全する目的で設置していた治山ダムについて、海と川を分断しサケ類に影響を与えているとの評価、提言をICUN(国際自然保護連合)より受け、知床遺産科学委員会及び河川工作物ワ-キンググル-プにおいて遺産区域を流れる河川のダムについて改良が必要と判断された。

改良の方法としては、これまで有してきたダムによる防災的機能を維持したまま、サケ類への影響を軽減させ、河川環境の変化もとどめることが必要であることから魚道工を新たに設置している。

CEPグル-プ勉強会

7月16日(金)にCEPグル-プ親睦会による勉強会を行いました。

CEPグル-プ親睦会は、会員相互の親睦と信頼関係を深め情報交換や技術の研鑽をはかり、会員の相互発展を目的とし測量、設計、用地測量および補償コンサルタントを行っている総勢15社、会員数51名からなる親睦会です。

勉強会の内容は午前中に、「調査設計業務における注意事項と問題点について」として

   測量については、松田 仁調査事務所代表の松田 仁氏が講師を行いました。

   ・発表内容は、測量に関する基準点の考え方・支障物件の図り方・電子納品の取り組みなどでした。

   設計については、(有)ベ-タプラン 取締役部長 加藤祐樹氏が講師を行いました。

   ・発表内容は、調査設計に携わる技術者として意識するべき事項でした。

   その中で、設計者から見た調査上の注意点など普段気がつかない所を重点的に説明し今後の業務に反映出来たと思いました。              

午後からは、内田ちさと講師による 「アロマテラピ-講座」行いました。

   アロマテラピ-講座とは、花や木など植物に由来する芳香成分(精油)を用いて、心身の健康や美容を増進しお香やフレグランス・キャンドルもふくめ、生活に自然の香りを取り入れてストレスを解消したりする内容の講座です。

「バ-チャルリアリティ-展についての報告」として、(有)平井測研 取締役部長 萱森 茂氏が講師を行いました。

   内容は、日本最大のVR展である、第11回産業用バ-チャルリアリティ-展が6月25日~6月27日に東京ビックサイトで開催され、バ-チャルリアリティ展に見学した内容の発表をしました。

最後に、「CEPグループの意義と技術者の向上心について」、(有)ベ-タプラン 代表取締役 佐藤祐司氏が講師を行いました。

   内容は、CEPグル-プは、測量・設計・用地・補償業務といった同系の異業種同士が組むことにより、従来の営業より幅の広い活動をしようという考えで、事業活動や、相互の足りない所をカバ-し合う仲間が必要である事や、常に新鮮な情報を交換する事の出来る場所の提供、各社の技術者の向上心を高めるために最先端の知識を習得し、新たな技術を創造して積極的に現実社会に貢献して行こうという内容でした。

講習会受講風景